文具・書道用品業界のCO₂削減に向けた更なる挑戦

脱炭素導入までの流れ
・ISO14001を取得しており、2010年頃から継続的にCO₂排出量の自主管理をしてきました。
・事業所(BtoB)と店舗(BtoC)を対象に、2010年比で約48%の削減を達成しているものの、今後の更なる削減に向けた取組と対策が課題となっていました。
・近年は取引金融機関からの要請も増え、経営上の選択肢を広げるべく「伴走支援」を通じた第三者視点による取組強化を図ることとしました。
・伴走支援における専門家からの提案に基づき、エアコン更新やドライマウント機(熱圧着で紙を貼り付け、シワや反りを防ぐ機械)の刷新、太陽光発電導入、EV車への切替など、多面的な取組と補助金活用の可能性検討が行われました。
・自社の環境努力を外部にアピールしていくことで、文具・書道用品業界における希少なISO取得企業としてのブランド力向上を図ることとしました。
⇩伴走支援の様子

・2050年までの脱炭素化を見据えた国の年平均削減量と足並みを揃え、EV車への切替によって年4%程度の削減を見込んだ計画を策定できました。
・今回の支援で削減に向けた幅広い選択肢を得たため、継続的・段階的に取り組んでいくための社内体制を構築することができました。
・金融機関からの信頼性向上や、環境価値を重視する顧客との関係強化にもつながる効果が見込まれます。