循環型リサイクル企業の脱炭素に向けた挑戦
脱炭素導入までの流れ
・既に空調温度の適正設定、LED照明への切替、再生可能エネルギーの導入、エコドライブの実施など、環境負荷低減に向けた様々な取り組みを進めていました。
・一方で、当社の主要なCO₂排出源である営業用車両の軽油使用に関しては、事業上使用が不可避であるなかで、さらなる脱炭素と付加価値向上の両立を目指していきたいというニーズがありました。
・収集事業の新規受注も予定されていたことから、事業規模拡大と排出量の削減を同時に実現する方策として、段階的にカーボンクレジットの活用を視野に入れることしました。
・また、ステークホルダーを意識して現状のエネルギー使用量とCO₂排出量を社外公表(同社ホームページに掲載済み)することとしました。
・あわせて、事業所内の空調フィルターを定期清掃するなど細かな省エネ施策も継続しながら取組の効果を積み上げていくこととしました。
・新規事業の受注により営業利益・人件費(付加価値額)の増加が見込まれる中で、さらに段階的なカーボンオフセット(現状のCO₂排出量140tから3年間で60tまで削減)の検討を進めていくことで、炭素生産性※が現状の4倍以上に向上する計画としました。
・これにより、事業成長と環境負荷低減の両立が実現され、地域社会や取引先からの信頼向上にもつながることが期待されます。
※炭素生産性:CO₂排出量1トンあたりの付加価値額を示す環境効率の指標
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マルニ商店 従業員の皆様
