職場環境向上を意識した取組が「脱炭素化」につながる
脱炭素導入までの流れ
・令和元年の台風15号による設備被害を契機に、環境負荷と業務効率の両面で課題が顕在化していました。
・課題解決に向けた取組の一環として、社員が活き活きと働くことのできる職場作りを掲げて環境整備を進めることとしました。
・加えて、横浜型地域貢献企業※としての社会的責任や地域貢献の観点からも、社会課題である脱炭素化への取組が求められていました。
※横浜型地域貢献企業:横浜市内で本業及びその他の活動を通じて優れた地域貢献(CSR)活動に取り組んでいる企業(横浜企業経営支援財団に設置する認定委員会の審査を経て認定)
・伴走支援以前に、空調と照明設備を更新し、LED照明の導入で明るく快適な作業空間を実現しました。
・2025年7月から月曜日を定休日(完全週休2日制)とし、稼働日をこれまでの6日から5日に削減することで、電力使用量とCO2排出量を同時に抑制することとしました。
・また、2026年以降に太陽光パネルの導入を検討し、再生可能エネルギーの活用による電力自給率向上を目指します。
これらの施策は、社員の健康と安全や企業のBCP(事業継続計画)の観点からも、持続可能な職場づくりに有効な取組となります。
・月曜日の休日化では、CO₂排出量が年間約3トン削減されるとともに、ワークライフバランスの改善につながり、心身のリフレッシュによる生産性向上が期待されます。
・太陽光発電の導入が実現できれば、CO₂排出量が年間約4.8トン削減され環境負荷の低減ができるとともに、企業イメージの向上にもつながります。
・これらの取組による省エネ効果としても、年間約500千円のコスト削減が実現できる見込みです。
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雨宮自動車の従業員の皆様
